僕はここにいます

未来は「想像」するものではなく「創造」するもの

2015年02月

隔離されて、ただ死を待てと言われたら?

3845da3c.jpg 昨日の記事は、我ながらヒドい文章ですね。
 推敲がまったくなっていなくて読みにくくて (^_^;)。

 さて、今日は、洗濯物を干して、下北沢まで出掛けました。

 1つ目は、年末に知り合ったベンジャミン・ボアスさんの出版記念パーティー。本に、サインしてもらってきました (^_^)v。 彼のトレードマークは、作務衣です。日本のマンガとゲームがキッカケで日本語を覚えて、日本にきて、麻雀(日本における麻雀文化。雀荘とか麻雀マンガとか)で学位を取っちゃうような、本当に日本が好きな人です。
 彼の行動力はものすごくて、いろんな職業の人、いろんな国籍の人がパーティーに参加していました。いつも、ごく狭いフィールドで、いつも同じ人たちとしか過ごしていない自分とは対照的です。
 明日は、新宿の紀伊國屋書店でサイン会とのこと。普通、本を出したからって、サイン会なんてできないでしょう。この「彼をサポートする体制のすごさ」が、彼の行動力・人脈の広さを物語っていると思います。
 アマゾンでは、一時、入荷待ちでした。すごい!


884c25d8.jpg 2つ目は、演劇です。「ぶた草の庭」を観てきました。場所はザ・スズナリ。←ザ・スズナリって演劇で有名な劇場です。

 どんな話かっていうと、治療法がない感染症に感染した人たちが、離島に隔離されて共同生活を送るという話です。内容を選んで観に行ったのではなくて、もたい陽子さん が出演するという理由だけで観に行ったのですが、なんか、感染症患者を隔離 とか 隔離・収容された人たちは、ただ死を待つだけ って、現実っぽくて、いろいろ考えさせられつつ、笑ったり、ちょっと泣けってきたり、いい内容でした。明日まで東京。その後、北九州、名古屋、大阪で公演するようです。脚本は、テレビドラマ「斉藤さん」の脚本を書いた土田英生さん。

〜 興味ある方は以下のサイトから 〜
ぶた草の庭 公式サイト
ザスズナリ ホームページ

〜 ベンさんの本はこちら 〜



MRSAを思い出したので、徒然なるままに。

4912dbda.jpg こんばんは。予告通り、MRSAについてです。・・・って、昨日の記事の最後に、MASAって間違えて書いちゃったから、なんのこっちゃ?と思っていた人もいたかも知れません。 maru氏なんて、なんだ?俺のことか?って思ったのでは? (^_^;)

 MRSAは、Methicillin-resistant Staphylococcus aureus の略で、「メチシリン耐性黄色ブドウ球菌」のことです。抗生物質メシチリンでは死なない黄色ブドウ球菌という菌のこと。メシチリンは、ペニシリンの一種(って言って良いのかな?)で、ペニシリンは、結核を治すことが可能になった20世紀最大の発見・発明と言われる世界初の「抗生物質」です。

 ペニシリンが誕生したおかげで、それまで大変だった結核やら、傷口の化膿だとかが治るようになったわけですが、菌も進化を遂げて、ペニシリンが効かない菌が生まれて、そうすると、今度は、それをやっつけるための新しい抗生物質が作られて・・・って繰り返していて、どんどん強力な抗生物質と、どんどん強力な菌が生まれているそうです。

 風邪とかで、抗生物質を処方してもらうと、「途中で、飲むのをやめないで、最後まで飲みきってください!」って言われませんか?これって、体内の菌を完全に死滅させる前に飲むのを止めてしまうと、その菌が再び増殖してしまう可能性があるからなのと、さらに、増殖する際に、その抗生物質に耐性をもつ進化した菌が増えて、抗生物質が効かなくなる可能性があるからかな?って、自分の身体の中で強力な菌が誕生するのを想像すると怖くなって、治ったと思っても、ちゃんと最後まで飲みきるようにしています。続きを読む


ステロイドの話をもう少ししておこうっと。

29395299.jpg ステロイドの話をもう少し。

 みなさん、飲んでいますか? 飲んだ経験ありますか?免疫抑制剤に移行した人とか、症状が改善して止めることができた人とか、いろいろだと思いますけど、プレドニンは、とにかく、副作用と、飲み方が面倒ですよね。

 僕は、100mg(5mg錠×20錠)を毎日飲むという、とんでもない量からスタートして、徐々に減らしていって(減るまで入院)、一番、副作用が少ない飲み方(らしい)「1日おきに朝だけ飲む」ようにしました。腎臓が壊れたときには、徐々に増やして60mgを毎日飲んで、また減らしてってやったかな(減るまで入院)。点滴パルスもやりました。100mg飲んだときは、糖尿病の副作用はでなかったのですが、腎臓を壊したときに飲んだら、見事に血糖値が上がって、減るまでの間、インシュリンを打ちました。年のせいなのかな?あるいは、昔は、痩せていたからかな???(^_^;)

 プレドニンを飲むと副腎皮質?が動かなくなるので、突然、飲むのを止めることはできない(なので、徐々に減らしていく)とか、勝手に飲むのを止めるとキケンだとか、いろいろ注意事項を教わって服用を開始しましたね。

 ほら、風邪薬は、もらってきても、治る(治りかける)と、途中で飲むのを止めたりするじゃないですか。医者も、とりあえず5日分とか言って、良くなったら止めていいよみたいな処方をしてくれる。プレドニンについては、そうじゃないんだよ!それはキケンだよ!って言われて。

 プレドニンの減量も、「病気に気づかれないように・・・」とか「薄皮をはがすように・・・」って、慎重に減らしていくのが定石(10%ずつ減らすと教わりました)で、減らしているのを病気に見つかると、もっと飲まなければならなくなると教わりました。

 どういうことかって言うと、60mg → 50 → 40 → 30 って順調に減らしてきたのに、ここでMGの症状が悪化すると、次は 80 mg から再スタートしなければならないとか言われて。「自分の場合は、40mgが維持量かなって言われてるんだ。これ以上減らすと、調子が悪くなってやり直しになるんだよねー」なんて、入院中は、よくそんな会話をしていました。プレドニン仲間ばかりだったんですね。

 というわけで、僕はプレドニンの服用は慎重です。調子が悪いからとか言って、勝手に増やしたり、逆に、調子が良いからいらないやとか言って減らしたりなんてことは、当たり前だけどしません。・・・っていうか、そんな即効性ない(じわじわ効果がでてくる)から、調子が良いから・悪いからなんて、チョコチョコいじっても意味ない(リスクが増えるばっかり)と思うんですけど。

 飲んでいる方、飲んだ経験がある方は、こういうことを教わって、副作用とも戦いながら慎重に服用していると思いますが、もし、そんなの聞いたことがないよ!という人がいたら、抗生物質とプレドニン、おそらくは免疫抑制剤もですけど、薬は勝手なことしないで、医師の指示にしたがって、ちゃんと飲みましょう。飲みきりましょう。

あ。そうだ。抗生物質で思い出しました。明日はMRSAについて書きます。

ではまた♪



プロフィール

ふじてぃ

環境電磁工学(EMC)/重症筋無力症/紫斑病性腎炎/特発性血小板減少性紫斑病/人間、万事塞翁が馬/ちか友

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