仙台から東京に戻って初めて、クリーニング屋へ行きました。16年1ヶ月ぶりか。

ずっと、両親に洗ってもらっていたので気にしたことがなかったのですが、

背広上下 １着 1,177円（初めての人は、半額で 588円）

これが高いのか安いのか、さっぱりわかりません。ワイシャツもたたむと+50円なんだとか。

できあがりが心配。両親の ありがたみ を感じます。

一番気になっているのは、ワイシャツの襟が、しっかりと、糊づけされているかということ。固くないと、いやなんだよね。

何でかっていうと、中学生時代は学ランを着ていて、ワイシャツを着ていたのですが、重症筋無力症（ＭＧ）を発症して、半年くらいすると、自分の頭を首で支えるのがつらくなってきて方杖ついたりしていたのですが、ワイシャツの襟に頭を載せて、重さを逃がす、複視からくる眼精疲労にともなう肩凝りをほぐすというテクニックを身につけました。その記憶があるせいなのか、ワイシャツの襟は固くして欲しいと思っています。仙台で使っていたクリーニング屋は、固くしてもらえませんでした。


　　　

一週間前の土曜日（4月15日）の話ですが、映画を観に行きました。先日、アカデミー賞2022 で作品賞を受賞した CODA という映画です。運転中、ラジオを聴いていたら「すごくいい！」と言うので、YouTubeで予告編を確認したのですが「これは観なくては！」と思って、上映中の映画館を探して観に行くことにしました。




CODA = Child of Deaf Adult （聴覚障害者の子ども）

という意味だそうです。"deaf" (デフ) は差別になるので、"hearing impaired" を使うらしいです。それが理由なのか、邦題は、”コーダ あいのうた” 。なんか違和感がありますね。

違和感と言えば、"The Fault in Our Stars" という映画の邦題も "きっと、星のせいじゃない" って真逆の和訳だったし、さらに原作を日本語訳した本の題名は "さよならを待つふたりのために" だし。なんかおかしい。外国から入った本、映画、音楽のタイトルを和訳する慣習は、いまの時代いらないんじゃないかって思ったりします。


それから、障がい者割引（割引が適応される手帳：障がい者手帳、療育手帳、身体障がい者手帳、精神障がい者保健福祉手帳）で、1,000円で観ることができました。一般は1,900円。水曜日は1,200円。それよりも安いことになります。付き添い１名まで1,000円で観ることができるそうです。

夜７時からの上映だったためか、さほど人気がないのか客席はガラガラでした。通路の前の席に座って、コロナを気にせず（マスクはしていたけど）、脚を伸してユッタリと鑑賞することができました。

肝心の内容は・・・もちろん、よかったです。歌も聴き入ってしまうし。それと、へんなところに感心していると思われてしまいそうですが、生まれつき耳が聞こえない父・母・兄の台詞や演技が、ウソっぽくないところも良かったです。まだ観ていない人はぜひ！

最後に、
CODAって、どこかで聴いたことがあるなーと思ったら、坂本龍一のアルバム名＆曲名でした。「戦場のメリークリスマス」が入っている古いアルバムです。アマゾンプライムに加入している人は無料で視聴できます。


　　

４月１日付けで人事異動がありました。個人的には、勤め始めて初めて不本意な人事異動です。組織に属するからには致し方ないのですが、周りの人に聞くと前代未聞の人事異動だそうです。なぜ人事異動なのか、表向きの理由はさておき、本当の理由を伝えてくれないので、反省のしようもないし、納得もできないしで、モヤモヤするばかりで、ストレスフルです。

おかげで、何年ぶりかに、重症筋無力症の症状がでて、指は開かないし、胸から首にかけての筋肉に違和感がでて、球麻痺は出なかったけど、散々な年度初め。

諸行無常。色即是空。